将来もずっと絵を描き続けたい
だからこそ今、新しいスキル取得を目標に!

11月よりカーティン大学にて4カ月、会計学コース(Graduate Certificate inProfessional Accounting)を受講予定の美帆さん。大学入学のために今年2月より1 年の予定で語学学校のEAP(進学準備英語コース)で英語を勉強してた。予定では大学入学は来年2月だったが、既に大学進学のための英語力に達していると認められ、4カ月も早くコース・スタートを実現させた努力家だ。

以前会計学を希望した理由を訪ねた時、「母と姉が会計職に就いてるので興味があります。2 人のすすめもあり、自分もやってみようという気になったんです」と言ってたが、日本では会計学を勉強してたわけでもなく、今回の大学入学で初めての挑戦になる。実は美穂さんは大阪芸術大学を卒業し、今も絵をこよなく愛する芸術派だ。今回全く別の分野での挑戦となる彼女にEAPの様子などを聞いてみた。

EAP について教えてください。

「めちゃめちゃ厳しかったですよ(笑)。大学進学希望者が100%なので、生半可な気持ちでは修了できないと感じてました。授業はすべての分野をしっかり網羅するように組まれてます。その中でも大学で重要になってくるライティング・スキルには力を入れてますね。日本人がクラスで1 人だけという環境は、自分の英語力UP には非常によかったです。先生は最高の先生でした。本当にお世話になったので、感謝の意味も込めて先生の似顔絵をプレゼントしたらとっても喜んでもらえました。予定より早く終われたのもこの先生のおかげで、この学校に行って本当によかったと思ってます」

会計学のコース修了後はどうする予定ですか?

「大学入学前に2週間ほど日本に一時帰国しますが、両親ともその後を相談することが第一目的です。大学修了後、日本に帰国したら、横須賀出身なのでできればアメリカ軍基地で会計職に就きたいと考えてます。絵は一生描きたいんです。ただ、それだけで生きていくのは無理だから、自分のやりたいことプラス・アルファのスキルを身に着けて両立できたらと思ってます。そのためにはマスター・コース受講も必要かなと思ってます」

本当に絵を描くことが好きなんですね。週末などはどう過ごしてますか?

「やっぱり絵を描いてます(笑)。ホスト・ファミリーとの生活も1年以上になりますので、気心も知れ、のんびり自由にしてます。ファミリーの絵もたくさん描きました。学校の宿題に行き詰った時などは、海の絵を描きにぷらっと出かけることがほとんどです」

充実したオーストラリア・ライフを送ってますね。

最後に語学学校進学を考えてる人にアドバイスを!「世界各国の同じ目標を持った友達ができるというメリットがあります。英語上達には無理矢理やらされる部分もありますが(笑)、確実に上達は感じるはずです」 

留学生の傾向は国籍によってかなり違い、最近は英語を長期で学ぶ日本人学生が減ってきてる傾向にあると英語学校の関係者は言う。美穂さんもインタビューで言ってたように、進学準備コースでは日本人一人という環境であったりと、本格的に英語を身に着けたい人には逆にいい傾向なのかもしれない。海外でスキルを身に着けるためにはやはり英語が基本というのは、今後も留学の傾向がどのように変わろうが、変わることのない事実だと思う。「絵を描き続ける」という夢を叶えるために、現実をしっかり見つめてる美穂さんの新しいスキルへの挑戦がまた始まる。

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