オーストラリア政府が新しい大臣指針115(MD115)を発表


 

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オーストラリア留学ネットワークです♪

 

オーストラリア政府は国際教育分野の 健全性(インテグリティ)向上と国際学生登録の増加管理を目的に、2025年11月14日から新たな大臣指針MD115 を導入します。
これは既存のMD111をさらに強化する政策で、教育機関ごとのビザ審査速度をより厳密に管理する仕組みです。

 

📊 2026年国家計画数値(NPL)とは?
政府は 2026年の新規国際学生の総割当数を295,000人 に設定(2025年の270,000人から小幅増)。
そのうち3分の2を公立大学へ配分します。
すべての教育機関が2025年と同等またはそれ以上の割当を受ける予定です。

 

🎯 MD115とNPLの主な目的
・割当の80%に到達した教育機関はビザ審査が遅くなる
→ 特に 中・高リスク国出身学生に影響
・115%を超えると最も遅い審査区分へ
・割当が少ない教育機関はビザ処理が早くなる
・割当未満でも、ビザ拒否率が高い/不正疑いがある学校は審査が遅くなる
・東南アジア誘致、学生寮拡大、TNE(海外教育展開)に積極的な公立大学は優遇

 

🔍 MD115の重要ポイント
✔ ビザ審査スピードによる学校の管理強化
・規則遵守が良い学校 → ビザが早く出る
・問題のある学校 → ビザが遅くなる
→ これにより実質的な“ソフトキャップ(定員調整)” として機能します。

✔ 割当量に基づく3段階の審査速度
・80%未満:最速(1~4週間)
・80~115%:中速(5~8週間)
・115%超:最遅(8~12週間)


教育機関のビザ処理速度がこれまで以上に重要な指標となります。

✔ 優遇される大学の特徴
・東南アジア向けの積極的な取り組み
・安定した学生宿舎の確保(新設を含む)
・TNE(海外キャンパス・連携教育)への投資

 

🎓 学生への影響
✔ ビザが遅い学校を選ぶとリスクが増加
・渡航準備に遅れ
・航空券代の上昇
・オリエンテーション欠席
・開始日に間に合わない可能性
・延期・他国への変更のリスク

✔ 学校選びで「ビザの出やすさ」がより重要に

 

同じオーストラリアでも、
学校によってビザが1〜4週間で出るか、3か月かかるかが大きく変わります。

そのため今後は、
「どの学校が早い審査区分に入るのか」
が進路選びの重要なポイントになります。

 

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