せっかくオーストラリアで海外生活をしているのですから、自分の英語力やスキルを証明する何かを持って帰国する事が就職活動への武器になります。ではオーストラリアでどんな英語資格試験が取れるのでしょうか?
まずは英語力の証明といえば日本で知名度が高いのが英検、そしてTOEIC&TOEFL。しかしブリティッシュイングリッシュの国オーストラリアではIELTSやケンブリッジ(Cambridge)英語検定の方が有名です。IELTSやケンブリッジ(Cambridge)英語検定はヨーロッパを中心に世界中で知られており多くの国で大学や企業、教育局から評価を得てる試験です。日本でもこれらの知名度は年々高くなってきてます。
オーストラリアで自分の受けたい英語資格試験を受けて自分の英語レベルを知り留学帰国後は自信を持って企業にアピールしていきましょう!!
TOEFL | TOEIC | IELTS | 進学 | ケンブリッジ /英検 |
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Proficient | 600+ | 875+ | 7.5 | 大学院 | – /CPE |
Upper Advance | 525-550 | 700-780 | 6.0-6.5 | 大学 | CAE /英検1級 |
Advanced | 500 | 650+ | 5.5 | TAFE | FCE /準1級 |
Upper Intermediate | 430-480 | 480-600 | 5.0 | ビジネスカレッジ | — /2級以上 |
Lower Intermediate | 350-380 | 300-350 | 4.0 | — | KET /3級 |
Elementary | 350以下 | 350以下 | 305 | — | — /4級 |
Beginner | — | — | — | — | — |
ケンブリッジ英語検定は1858年より英国ケンブリッジ大学の海外試験評議会で開発され、イギリスをはじめとしてカナダオーストラリアの大学や各教育機関また企業で国際的に認められてる英語検定資格です。世界約150カ国以上で実施されている最も有名な英語検定試験でもあります。この試験は英語の知識量を測る試験ではなく英語の知識を使いこなす能力があるかを判断するもので文法力だけでは点数がとれないシステムとなってます。実践で使える本当の英語力の持ち主かどうかを見定めることのできる試験のため多くの企業が求めてるスコアです。
ケンブリッジ英語検定試験対策は、下記のレベルに分かれてます。
Key English Test[KET]=基礎レベル
日常生活で必要な最も基礎的なコミュニケーション力
Preliminary English Test[PET]=中級レベル
簡単な日常会話に参加できるレベルの英語力
FIrst Certificate in English[FCE]=中上級レベル
中級英語を使って仕事や留学を目指す方が多く受験します。最も受験者が多いレベルで、中級レベルの英語能力を証明する試験として世界的にも広く知られてます。
Certificate in Advanced English[CAE]=上級レベル
仕事で上級英語を使用する方に適した上級の試験です。日本では大学生や若いビジネスマンらが多く受験してます。
Certificate of Proficiency in English [CPE]=特級レベル
最上級英語を母国語とする人に劣らない英語力の持ち主であることの証明となる試験です。世界各国の各機関で認められてます。
ケンブリッジ英検に合格するための対策を学び、読む、書く、聞く、話す、文法全ての英語スキルをアップさせます。どの英語学校も全員合格させることを目標としてケンブリッジ検定試験のスペシャリストを教師陣に揃えてるため、参加した生徒の満足度は一般英語クラスをはるかに越えます。の10週または12週(時期により異なります)は同じクラスメートで一緒に勉強するため仲間との団結も強くなります。ヨーロッパからの留学生に人気なので世界各国の友人ができることでしょう。この検定試験の結果は点数ではなく合否となります。A〜Eの5段階で評価されA.B.Cは合格D,Eは不合格となります。CAEとCPEの合格証明があれば英語圏の大学のほとんどに入学ができます。
試験開催 | 年3回 3月、6月、12月 |
試験対策 | 1月(10週間)、3月(12週間)、9月(12週間) 6月に試験なしのプレケンブリッジを開講する学校もございますのでお問い合わせください。 |
英語を母国語としてない外国人向けの英語能力判定試験としてイギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどで認められており、現在では150カ国で実施されてます。イギリスの University of Cambridge ESOL Examinations(Cambridge ESOL)、ブリティッシュ・カウンシル、IDP Education Australia:IELTS Australiaが共同で管理・運営してます。 TOEFLと並ぶ代表的な留学生向け英語力判定テストと称されてますが、ここオーストラリアではIELTSが主流です。オーストラリアでは専門学校や大学など高等教育機関に英語力レベルとして提出を求められるほか、オーストラリア移民のため移民局へ提出する資格となってます。 IELTSにはジェネラルモジュールとアカデミックモジュールの2つの試験があります。受験者の目的によってどちらのモジュール試験を受けるか決定していきます。 ジェネラルモジュールはNSWやVICなどのTAFE進学、移民のための政府への提出スコア、企業研修やトレーニングなどに利用されてます。またアカデミックモジュールはQLD、South AustraliaのTAFEや大学などに求められる提出スコアとなってます。ジェネラルモジュールはアカデミックモジュールに比べてレベル設定が低く、アカデミックモジュールのポイントと一緒であっても1.0〜1.5ポイントの差がでます。試験はどちらのモジュールもリスニングから始まりリーディング、ライティング、スピーキングの4つの構成となってます。スコアは最も低い1から最高点の9まで0.5刻みで評価されます。
教育機関/IELTSのスコア | 説明 |
専門学校/5.0〜5.5 | 専門学校ではIETLSのスコアの提出を求める学校とそうでない学校があります。 専門学校付属の英語学校からダイレクトに入学する方法、エントリーテストを実施する学校もあります。 |
TAFE/5.5〜6.0 | 各州によってアカデミックモジュールかどうか違ってきます。NSWではジェネラルモジュールとなってます。 またコースによっても求められるポイントが違ってきます。 |
ファンデーション/5.0〜6.0 | 大学の準備のファンデーションでは基本的にアカデミック5.5が要求されますが進学希望の学部などによって入学基準の英語力が変わります。 |
大学/6.0〜6.5 | 大学によってまた学部によって求められる英語力は変わってきます。 アカデミックで6.0以上を求められるので高い英語能力が必要です。 |
大学院/6.5〜7.0 | 大学同様高い英語力が要求されます。大学院の場合大学と比べて更に高度な技術を学ぶため6.5ポイント以上が求められます。 学部によっては7.0という場合もあります。 |
試験開催 | 毎月4回 |
試験会場 | UTS大学 マッコ−リ大学 ウーロンゴン大学 |
試験対策 | 1週間から可能です。受験される直前2〜3ヶ月での集中対策をお勧めします。 フルタイム、パートタイムでは午前、午後、夜間と選べます。ご予算とご予定によって選べます。 |
お申し込み | 試験会場の大学にてご本人の直接申し込みとなります |
日本への帰国も近くなってきて、最も気になるのが帰国後の就職活動ではないでしょうか?留学を生かして就職すためには自分の英語力をどのように企業にアピールするかという点で目安になるスコアが必要になってきます。TOEIC(トーイック)とは Test of English for International Communication の略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストであり、世界約60ヶ国で実施、年間200万人以上が受験してます。
評価の基準は常に一定で、受験者の能力に変化がない限りスコアも一定に保たれます。これにより受験者は正確に現在の英語能力を把握できたり、目標とするスコアを設定することが可能です。 ListeningとReadingという受動的な能力を客観的に測定することにより、SpeakingとWritingという能動的な能力までも含めた、英語によるコミュニケーション能力を総合的に評価できるように設計されてます。
テスト所要時間 | 2時間 |
質問数 | 200問 |
スコア | 10〜990点 |
TOEIC 500 | (英検2級〜準2級程度) 日常会話ができる程度 |
TOEIC 730 | (英検準1級〜2級程度) ビジネスでの会話ができる程度 (海外赴任、外資系企業) |
TOEIC 900 | (英検1級〜準1級程度) ネイティブスピーカーと対等に会話ができる程度(通訳、翻訳、海外の大学入学等) |
リーディングとリスニングにフォーカスをおいたTOEICのスペシャリストが教えます。リーディングではTOEICでよく出る文法、出題頻度の高い単語、パートごとの勉強を徹底的に行います。リスニングではどのポイントを重点的に聞き取るべきなど試験の為のテクニックや数多くの練習問題をこなしたり、毎日単語の聞き取りテストを行うなどの内容が含まれます。どの学校も少人数で授業を行ってるので教師が一人一人の弱点を見極めアドバイスをしてくれます。
試験開催 | 2週ごと又は4週ごと(学校による) |
試験会場 | シドニーではTOEIC試験対策準備を開講してる学校が試験会場となってます。 |
試験対策 | 2週間から可能です。受験される直前1ヶ月での集中対策をお勧めします。 午後のパートタイム、夜間と選べます。ご予算とご予定によって選べます。 |
TOEIC対策が受講できる学校 | CEC / La Lingua / LETS |
Test of English as a Foreign Languageの略で英語を母国語としない人々の英語能力を判定するETS(米国)が主催している世界規模のテストです。
現在、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアなど世界の大学等4,400校以上が、英語を母国語としない入学申請者に対してTOEFLスコアの提出を要求してるのに加え、各種の政府機関、奨学金プログラムなどでもTOEFLスコアを利用してるほか、日本国内でも学内単位認定や、入試優遇、海外派遣選考の目安としてなど新しい方面での利用も増加中です。
テスト構成は、Listening, Structure, Reading, Writingの4セクションに分かれ、いずれのセクションも受験が必須となってます。 ListeningとStructureセクションでは、コンピュータが受験者の解答状況によって能力を判断し、次に出題される問題の難易度を選択するComputer-Adaptive Testing形式を採用してます ※TOEFL試験についての詳細はTOEFL公式サイトをご覧ください。
お申し込み | インターネットでのお申し込みとなります。試験の開催、料金、締め切り等の詳細はこちらででご確認ください。 |
試験対策 | 受験される直前1ヶ月での集中対策をお勧めします。シドニーでは午後のパートタイムのみとなっております。 |
受講できる学校 | SYDNEY ESL COLLEGE |