語学留学では、まずほとんどの方が一般英語コースに入学します。 入学初日には
レベルテストがありますので、レベルに分かれて、四大スキル(スピーキング、リ
スニング、リーディング、ライティング)を総合的に向上させます。日常の一般的な状況における英語運用能力を習得していくようにカリキュラムがデザインされて
おり、ほとんどの学校で初級から上級までの幅広いレベルがかばーされています。また上中級レベルからは、一般英語からさらに目的別の英語コースを学ぶこともで
きます。
多くの語学学校では、午後からのクラスや週1などで一般英語コースの中に選択授業が受講できるようになっています。学校によって様々な特色はありますが、共通して開催されている選択授業は
リスニング・スピーキング、発音矯正、ライティング、語彙、文法、オーストラリ
アンカルチャー、ビジネス英語
などがレベルによって選択できるようになっています。
EAPアカデミック英語コースは進学準備英語コースともいわれ、英語圏の大学や
TAFE・専門学校へ進学を目指している方のためのものです。進学に必要な英語力はもちろんのこと、進学後にネイティブの学生と一緒に受ける大学・TAFE・専門学校の授業で必要とされる<スタディスキル>を実際の大学の授業を模したカリキュ
ラムで徹底的に訓練していきます。卒業後はIELTS 免除で進学できる場合が多い。
<スタディスキル>とは、アカデミックなリーディング・ライティング、論文分析、レポート・論文作成、リサーチ・プロジェクトワーク、プレゼンテーションスキル、ノートテーキングなど
ケンブリッジ英検が他のテストと違うのは、資格は点数ではなく、合格、不合格で
判断されます。またIELTS と同様、読・書・話・聞の4科目+スピーキングテスト
では、インタビュー形式ではなく、他の受験者とのディスカッションとなります。
近年、日本の企業や外資系ではケンブリッジ英検資格がとても重要視されているの
は、このディスカッション力がそのまま企業が求める英語力だからです。
コースは12週間で入学日も固定されています。12週間受験と勉強のプレッシャーを乗り越えることができるのはこのケンブリッジ英検対策コースの苦楽を共にする仲間がいるからこそ。 語学留学の最終ゴールをこのコースを受講することと決める学生も多いもっとも人気があり、もっともハードなコースです。
ケンブリッジ英検に合格するための対策コースで、読む、書く、聞く、話す、文法全ての英語スキルをアップさせます。どの英語学校も全員合格させることを目標としてケンブリッジ検定試験のスペシャリストを教師陣に揃えているため、参加した生徒の満足度は一般英語をはるかに越えます。
IELTSとはオーストラリア・イギリス・ニュージーランド・カナダのほぼすべての高
等教育機関とアメリカ主要大学3000校以上の英語能力証明として採用されている英語検定試験です。また世界中の英語圏の国々において、ビザや永住権の申請、就職
においても公式に採用されています。
全問マークシート式のTOEICと比べ、筆記や面接も含まれるIELTSは、徹底したテク
ニックと本質的な英語力が問われます。オーストラリアのほとんどの語学学校では、
この試験対策のテクニックと基礎的な英語力を繰り返し訓練します。 ほとんどの語学学校では、IELTS試験管が講師として在籍しています。
IELTSにはジェネラルモジュールとアカデミックモジュールの2つの試験があります。受験者の目的によってどちらのモジュール試験を受けるか決定していきます。ジェネラルモジュールはNSWやVICなどのTAFE進学、移民のための政府への提出スコア、企業研修やトレーニングなどに利用されています。またアカデミックモジュールはQLD、South AustraliaのTAFEや大学などに求められる提出スコアとなっています。ジェネラルモジュールはアカデミックモジュールに比べてレベル設定が低く、アカデミックモジュールのポイントと一緒であっても1.0〜1.5ポイントの差がでます。
リーディングとリスニングにフォーカスをおいたTOEICのスペシャリストが教えるコースです。リーディングではTOEICでよく出る文法、出題頻度の高い単語、パートごとの勉強を徹底的に行います。リスニングではどのポイントを重点的に聞き取るべきなど試験の為のテクニックや数多くの練習問題をこなしたり、毎日単語の聞き取りテストを行うなどの内容が含まれます。どの学校も少人数で授業を行っているので教師が一人一人の弱点を見極めアドバイスをしてくれます。
2002年から小学校に「総合的な学習の時間」が導入され、国際理解として児童英語教育導入され、小学校や民間でもフランチャイズや個人経営の児童英会話教室が増えつつあり、児童英語教師の需要が高まっており、今から就職を考えている人には狙い目の職種でしょう。児童英語教育は今までは資格のいらない職種でしたが、中学生以上の英語教育と違い、幼児や児童に、歌やゲームなどを用いた年齢に応じた独特の指導方法が必要とされます。そのため、現在では児童英語教師を養成するためのコースが多く開催されています。
オーストラリア語学留学の帰国後は英語を使った仕事に就きたいというのが約9割
の留学生の希望です。外資系では一般的な英語だけではなく、英語コミュニケー
ション能力をとても必要とされます。ビジネス英語コースでは、ビジネスで英語を
使うためのスキル(時事トピックでのディスカッション、ビジネスシーンを想定し
たロールプレイ、プロジェクトワーク、プレゼンテーション、会議・交渉での英
語、ビジネスレターン作成)を学びます。また日本人に必要な英語圏でのビジネスマナーやパフォーマンスも学びます。
語学留留学の質問で一番リクエストが多いのが、<英語でのスピーキング力を高めたい >。一般英語では4大技能を学び基礎英語力をアップしていくが、どうしても日
本人留生はスピーキングを苦手とする人が多い。スピーキングに特化したコース
はすべての語学学校にあるわけではありませんが、実生活での英語コミュニケーショ
ン能力を高める会話中心、接客で必要になるカスタマー(接客)英語、
観光業に興味のある方は、ホスピタリティ英語など学びたい分野に必要な会話方法、語彙などを学ぶことができます。カスターマー英語やホスピタリティ英語では会話力以外にもバリスタスキルを一緒に取得することができます。
オーストラリアの語学学校では一般英語、IELTS、EAP、ケンブリッジ英検を開催している学校が圧倒的に多いですが、その他にもビジネス英語やスピーキング英語など学生の要望にあわせて多彩なコースがあります。
近年、就職のために必要な英語を学びたいという留学生が増え、目的にあわせた、
English for Nursing、English for Fitness、OET(医療療関連の英語資格試験)対策、英語教師(TESOL)、児童英語教師(j−shine資格)コースなど、一般英語だけではなく、英語を使って何かを取得するという考えの語学留学が増えています。語学長期留学の方は、はじめに一般英語で申込、ここでご案内した様々なコースに挑戦できるアカデミックイヤープランも人気急上昇中です。