TAFEでフィットネスを学ぶ

今月ご案内するのは、フィットネスコース。日本人留学生にはまだまだ馴染みが薄いコースかもしれませんが、ローカルの学生やイギリス、アイルランドの学生たちにとても人気が高いコースです。オーストラリアではサティフィケートIII という資格を取得するとインストラクターとしてお仕事をすることができます。

スポーツジムと思いきやこれが授業風景です。鏡に移る自分の筋肉をチェックしながらトレーニングします。オーストラリアに滞在していると実感することも多いと思いますが、現在シドニーの郊外にはいたるところにスポーツジムがあります。 私の住んでいるサバーブにも3キロ以内に5つのジムがあり、オージーたちは筋トレマニアが多いのか、どこのジムもいつも一杯。シドニーの街中でも出勤前や会社帰りの人たちが身体作りに専念している光景を見る方も多いと思います。フィットネスのサティフィケートIII を取得すると、スポーツジムはもちろんのこと、コミュニティセンターやコミュニティのアウトドアインストラクターなどで活躍ができます。

TAFE NSW では現在5 キャンパス(メドウバンク、ノーザンビーチ、ランドウィク、マコーリーフィールド、キングスウッド)でフィットネスコースを学ぶことができます。今回はその中のひとつ、メドウバンクキャンパスのフィットネスコースにお邪魔しました。

フィットネスコースは専用の校舎あり、フィットネスの器具はもちろんバスケットボールなどのスポーツができる施設も整っていて、常時エクササイズの音楽がかかり、明るい環境の中で学生たちが教師とともに身体
づくりをしています。

TAFE ではサティフィケートIII、IV、ディプロマコースまであり、サティフィケートIII はジムインストラクター、IV はパーソナルトレーナー、ディプロマはスポーツジムのマネジャーとして働くことができる資格です。また学生の中では、ディプロマコースを取得してから大学へ編入する学生もいます。

コースはフィットネスの理論と実践に分かれていて、現在は1 週間に3 日の授業が行われています。フィットネスコースというとスポーツ万能でないと入れような感覚がありますが、教師に聞くと、「経験の有無は全く関係ありません! 初心者でも基礎から体の仕組み、基礎体力のつけ方、ファーストエイドなどもしっかり教えて行くので心配しないで」とのこと。

コース中に勉強する内容は、身体の仕組みなどの理論だけでなく、幅広い各年齢や身体状況、ダイエットの目的などに合わせて、エクササイズのプログラムを独自で作る方法なども勉強します。

現在メドウバンクキャンパスのCIII フィットネスコースでは150 人の学生が学んでいますが、留学生はたったの3 人。 英語環境での勉強プラス資格取得を目指している人にはオススメのコースです。就職率もとても良く、シドニーのフィットネス業界からTAFE の学生をヘッドハンティングに来るケースも多く、オーストラリアではまだまだスポーツジムが増えつつあるこの状況の中、インストラクターは引っ張りだこのようです。

TAFE のコースはワークエクスペリエンスは義務付けられていませんが、授業の一環としてボランティアワークを行います。 例えば、地元の小学校に行ってグループトレーニングのインストラクターをしたり、コミュニティセンターでシニアに向けたエクササイズのインストラクターを行います。また最近では、企業から声も多くかかり中高年のビジネスピープルにむけたアダルトプログラムも行っています。

教師もインストラクターも明るい人ばかり。「アジアからの留学生はフィットネスコースにまだまだ興味がないみたいだけど、絶対楽しいですよ。」と太鼓判。「ローカルの生徒もフレンドリーな学生が多いので、すぐ溶け込めますよ!」と笑顔のフィットネス教師同コース以外のTAFE の学生も入会制でフィットネスコースの設備を使用することができます。また学生以外の一般の人にも年間費を取って開放しています。そのためフィットネスコースの学生は授業以外の時間もスポーツジムとして利用している人たちにパーソナルトレーナーをするなど、実践でスキルを伸ばしていきます。

学生は授業やコース内の実技トレーニングだけでなく、こうした授業外や校外でのインストラクターエクスペリエンスを行っていくことによ
り、コースを卒業するころには自信を持ってプロフェッショナルインストラクターとなっていきます。

現在の主な就職先はフランチャイズになっているスポーツジムなどが多いのですが、起業してパーソナルトレーナーとして個人で活躍している卒業生も増えてきているそうなので、今後のキャリアアップとして注目のコースです。近年では、スポーツジムは体力作りのエクササイズのためだけではなく、美容のひとつとしていかにいかに健康的に美しく痩せるダイエットも注目されているので、ますますパーソナルインストラクターという地位は需要が増えていくでしょう。

学生たちの光る汗を見ながら、年越し以来サボりにサボっているスポーツジムをまた今日からスタートしよう! と私のモチベーションが上がりまくりで今月のインタビューが終了しました。

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