セラピストとしてアロマの素晴らしさを多くの方に伝えていきたい!!
「夢は自分のお店を持つこと!」── 頑張る晴美さんの留学

「鼻風邪を引いた時は、このアロマが効くんですよ!」と学校で習ったアロマの知識を教えてくれた晴美さん。今年ナチュラル・セラピー・スクールの大手ACNT ののコースを卒業したばかり。晴美さんは当初1 年の予定でマッサージのコースを学んだが、勉強してくうちに自然療法というこの分野に興味を持ち、その後アロマセラピーのコースも取得した。このACNTという学校は現在、留学生にも人気があり、特にマッサージやアロマは人気のコースの一つだが、ローカルの生徒も多いため、入学した生徒たちは口々に「大変です!」と言う。でもそれ以上に楽しいこともたくさんあり、今回は晴美さんにコースについて語ってもらった。

学校で楽しかったことは?

「生徒同士でマッサージし合えることですね。すごく気持ちいいですよ」

学校ではどのような勉強を主にするの?

「看護師になれるのでは? と思うくらい身体について深く勉強します。例えば、解剖生理学・病理学などから聴診器の使い方・脈拍、血圧の取り方も勉強します。実際にクリニックで実習するようになると、この学校での勉強がとても役に立ちます」

クリニックでの実習は緊張した?

「初めのうちは緊張しましたよ。特に、ただ疲れてるのでマッサージをというリクエストは大丈夫なんですが、神経痛や腰痛など特定の病状を言われた際に英語で処方の仕方を説明するのが難しいと思いました。クリニック実習では、実践だけでなくこういったスキルも仕事をする上で大切なことを学びました。ACNT は理論だけでなく実践も重視している学校なので、留学生・ローカルの生徒の区別なく即戦力になるための内容が学べる点がいいと思います。」

このコース選んでみてよかった?

「ハイ! 人をリラックスさせたり、喜んでもらえることをしたいと思って選びました。ネイルやメイク・アップは女性のお客様が大半ですが、このスキルは男女問わず大勢の方に喜んでもらえる点がいいと思います。アロマは日本では香りを楽しむということでよく知られていますが、アロマの本当の素晴らしさは病気を治すことができるという“効能”がある点です。アロマには人間の自然治癒の力を引き出す力があるんです」

今後の夢は?

「以前は大きなホテルのスパで働きたいと思っていたのですが、今は小さくてもいいから自分のお店が持ちたいです」

現在、晴美さんはオーストラリアでセラピストとして仕事をするため、まずATMS(オーストラリアン・トラディショナル・メディシン・ソサエティ)という団体に登録し、オーストラリアのセラピストとして第一歩を歩き出そうとしている。世界中でアロマなど自然療法が西洋医学以上に見直されてる時代だけに、オーストラリアでも活躍の場がたくさんあるに違いない。

ACNT では、理論はもちろんのこと、できてなんぼ!のスキル・コースというだけあって、クリニックでの実習が140 時間もある。晴美さんは、のべ60人以上の一般客へマッサージやアロマ療法を施した。クリニックではオーストラリアのオリンピック選手にマッサージをするという機会に恵まれ、今でも心に残ってる患者さんの一人だという。

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