英語を学ぶことが本当に楽しい!!
通訳の勉強を通して自分の好きな分野でキャリア・アップ

今回登場していただく理恵さんは、シドニーの帽子屋さんでアルバイトをしながらTAFE の通訳コースに通学し、来月からは他校で栄養学を学ぶ予定の、笑顔がとてもさわやかな女の子です。

理恵さんに通訳コースを選んだ理由を聞いてみると…。ワーキング・ホリデイ(WH)の時に銀行でアルバイト先の両替に行った際に、トラブルがあったことがきっかけなのだそう。皆さん、なんで? と思うかもしれませんが、よく聞いてみると、その時、銀行員に上手く英語が話せなかったために全く相手にされず、クレイムの手紙すら英語で書けなかったので、WHで海外に住んでいる程度では英語が全く伸びてないことに気づき、本格的に英語を勉強しようと思ったのだそうです。

私も理恵さんと同じような経験を持ってます。まだシドニーに来たばかりの時、おしゃれなレストランに行ったのですが、そこではバルコニー席に通され、すごく寒かったのに、席を変えてほしいとすら言う勇気がなかったんです。だから理恵さんの気持ちはすごく分かる!! 私も英語が話せるようになったらあの店にもう一度行って、かっこよくオーダーするのだと決意をした気がします。理恵さんの勉強したTAFE の通訳コースはとても人気があり、問い合わせの多いコースの一つです。実際に理恵さんにコースについて聞いてみると、一番大きな変化は英語を勉強することが楽しくなったことだそうです。

どういった点が勉強する上で楽しく感じましたか?

「実際の生活で使う英語の単語を、日本語でどのように訳すかなどを勉強できるので、本当に使える英語が学ぶことができる点です」

通訳する際に一番大切だと思うことは?

「通訳者として正しい英語の発音と正しい文法はもちろんですが、いろいろな分野を通訳するわけですから常に時事に関心を持ち、最近起こった出来事を知ってることは大切なことです」

理恵さんはアルバイトとの両立でしたが、やはり大変でしたか?

「毎日宿題が出るので、正直掛け持ちは大変でした。でも英語を毎日でも使ってないと聞き取りや会話の上達はしないと思ったので、学校のない週末にローカルの帽子屋さんでアルバイトをしてました」

今後このコースを目指す方に一言お願いします。

「このコースでは、オーストラリアの歴史・文化・日本との生活の違いなどを英語・日本語で勉強できます。今後、もしオーストラリアに長く住みたい方、英語力を伸ばしたい方にはおすすめですよ。語学学校では学ぶことができない生活に密着した生きた英語が学べます!」

来月から栄養学を学ぶ学校に進学しますね。通訳とは違う分野ですが、通訳を勉強したことは役立ちますか?

「すごく役立つと思います。通訳ではいろいろな分野で使う単語や言葉の使い方も違うので、前もってその分野のためのグロッサリー(単語帳)を作ります。そういった勉強法が栄養学という分野でも生きてくると思います。留学生がよく経験する言語でつまづくことなく、しっかり勉強できると思います。将来は健康食品や美容関係のことを学んでいきたいと思います」

理恵さんの話によると、ネイティヴ・スピーカーたちは、複数のものを話してい時に最後にSがついてなかったり、A やTHEの使い方がおかしかったりすると、会話がとても奇妙に感じるそうです。理恵さんは通訳のコースを出たことによって、普段から気をつけられるようになったそうですが、私自身は? と振り返ってみると、仕事で英語を使ってるものの、もっときちんと英文法を勉強しなければと再認識させられました。

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