TAFEとは?
オーストラリアには、高校でもなく、大学でもないTAFEという日本には存在しない教育機関があります。既にオーストラリアに住んでいる人にはおなじみのオーストラリア各州によって運営されている公立の職業訓練専門学校です。大学が理論中心の一方、TAFEは実践的な授業が多いことで人気が高いです。
実際にTAFEの学生に進学動機を聞いてみると以下の理由が多いようです。
TAFEはもともとオーストラリア人のための職業訓練校のためオージー色が強く、例えば、ノースにあるメドゥバンクキャンパスでは、1万5千人の学生が学ぶ中、留学生はたったの135人。キャンパスも街の中にあるというのに広大で日本の総合大学のキャンパスを思い浮かべるような施設です。コースもパートタイムを含めると約2000コースもあり、その中で留学生は1000以上のコースを受講することができます。他の私立の専門学校では学ぶことができないコースがたくさんあるのも魅力の一つ。授業についていけない人をサポートする構内スチューデントセンターは週5日オープンし先生も常勤しているので、留学生にも心強い場所です。留学生が100分の1にも満たない数でも留学生ケアに余念のないところがTAFEなのです。
MEETING STUDENT AND INDUSTRY NEEDS
TAFEのカリキュラムは常に実際の産業で必要とされているカリキュラム・スキルにそって作成されています。
ほとんどの産業界の資格はTAFEによって展開されています。TAFEの卒業時にはその産業で必要とされている知識とスキルが全ての生徒に身についています。
UNIVERSITY CREDIT
オーストラリアのほとんどの大学がTAFEの卒業資格を認めており、大学進学をする学生は
科目免除が受け、短期間での大学卒業が可能となります。
PORTABLE QUALIFICATIONS
TAFEで取得した資格はどの業界でも正式に認められています。また将来のキャリアや
オーストラリアだけでなく、海外でのさらなる知識の向上へも役立つ資格です。
STUDENT SERVICES
TAFEの全てのキャンパスには学生サポートが常勤しており、慣れない留学生活をサポート
しています。学生メンバーシップ、図書館、チューター、ジョブサービス、生活面でのカウンセリング
などのサービスを受けることができます。
このコースでは競馬場でプロの騎手として活躍できる実践的なスキルや知識、馬の飼養管理方法や騎乗方法、さらに実際に現場で生かせる
スキルを磨くことが出来ます。このコースではTAFEでの自習を含めた1年間で、馬術の基礎訓練からレース騎乗へ向けた実践的訓練を段階的に学んでいきます。また騎手に必要な「心・技・体」のレベルアップ、社会人としても社会適合力の向上など、知識と技術を中心とした教育カリキュラムが構成されているコース
になります。
応急手当て; | 現場コニュニケーション | 競馬法規 |
身体管理方法 | OHS | 馬の飼養管理方法 |
馬の輸送援助方法 | 騎乗方法 | 騎乗パフォーマンス |
馬のトレーニング | トラックワークの知識 | コース内での乗馬方法 |
オーストラリアで騎手もしくは馬に関連した職種で活躍することができます。
またスポンサービザ(長期就労ビザ Subclass 457)や永住権への道が開かれます。
オーストラリアでは、競馬は8月1日から翌年の7月までが1シーズンです。
オーストラリアの競馬は非常に盛んで、広い国土に大小数百の競馬場があり、さらに競馬開催は
地域ごとのカーニバルとともに盛り上がります。世界でも有名な毎年11月に行われるメルボルンカップは、
州の休日になっているほどで南半球最大のレースと言われています。馬の生産頭数は米国についで
世界第2位を誇り、繁殖シーズンの違いを利用して日本からも有力な種牡馬が活躍しています。